エクスキューズ。〇〇〇二人説

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エクスキューズ。〇〇〇二人説

〇〇〇二人説があるなんて知らなかった。〇〇〇二人説には、まったく気がつかなかった。 説話話 ( 説話の話 ) が含まれているのだろうか。説話に合うように話が盛られているのだろうか。後の時代の人物が説話話を作ったのだろうか。 本人がまだ生存している時に、このエピソードはあなたですねと聞かれて、実際は違うのに、本人が積極的に訂正をしてない、ということだろうか。 その理由は、気分じゃなかったか。たくさんあって面倒くさくなったのか。酒を飲んで酔っぱらっている時に聞かれたのか。老人で、もう、よく覚えていなかったのか。 同時代に、呼び方が似ている人物が二人いて、後になった人物が、訂正しなかったのだろうか。 いろいろな可能性があると思うし、まだ把握してない人物かもしれない。断定出来ない。全く実際のことを知らない後の人物が編集して、かつ、名前を直し忘れた箇所があるのかもしれない。 キンメリア神話で、特に、〇〇〇二人説が引っかかるのは、[ ピンフ ]のケガの話だ。 [ ソリュー ]と[ ピンフ ]が、演習をして、その時[ ピンフ ]が脚をケガをした。 なぜ、演習をしたのか。それは、継承のためだ。“父親”に当たる人物が亡くなった。あるいは、引退するから領土権を誰が継承するのか、演習で決めることになった。というのがキンメリア神話だ。 キンメリア神話の第一の説では、[ ピンフ ]の母親が、[ ダヒュー ]と付き合ったことにした。 実際、二人説だとしても、付き合った可能性が高い。 一人説のキンメリア神話の第一の説では、[ ソリュー ]の母親は[ レウデジネッタ ]で、[ レウデジネッタ ]は黒髪。[ ダヒュー ]も黒髪。 だけど、金髪の[ ソリュー ]が生まれた。[ レウデジネッタ ]は、[ ダヒュー ]と付き合う前に、金髪の[ マナウアダン・アヅハム ]と付き合っていた。 よくわからないので、[ セイリュノン・トリプトレモス ]が[ ソリュー ]を預かり、[ セイリュノン・トリプトレモス ]は[ ソリュー ]のことを[ ゴールディー ]と呼んでいた。 [ ソリュー ]が大きくなると髪が黒くなったので、[ ダヒュー ]の後継者ということになった。低位の後継者だ。 [ ダヒュー ]は戦争に負けて、勝った人間が、[ ピンフ ]の母親とも付き合っていたので、[ ピンフ ]を[ ダヒュー ]の第一の後継者候補にした。 それで後継者を争う演習の時に[ ピンフ ]がケガをしたというのがキンメリア神話第一の説だが、 〇〇〇二人説だと、[ レウデジネッタ ]の父親は[ フバイド ]だ。( 〇〇〇一人説でも同じだ。) [ フバイド ]なんだけど、[ ド・フバイ ]と書いたか、そう呼ばせた。de Hubai hは、フランス語的には、はっきりと発音しない。だから、バイとなる。 バイは、エジプトの大臣だ。この大臣というのは、実質的にはエジプト全土の王、または、エジプト北部の王と同じか高位になる。 それは、[ フバイド ]がオリエントで広大な領域の大王になっているからだ。エジプト全土かエジプト北部も支配下に入っている。 [ フバイド ]の領域の継承権を争う。ということは、演習というよりも戦争のほうが近いかもしれない。 [ ソリュー ]の祖父は[ フバイド ]だ。そして、[ピンフ ]はエジプトの領土をかけて戦争をしてもおかしくない。 それで、継承権を持つ人間は他にもいただろう。[ ソリュー ]と[ ピンフ ]は、直接対決を避けて、最後に二つの軍が残り、 最終対決は、演習決着ということにした。というのが、キンメリア神話第二の説だ。やっぱり、[ ソリュー ]と[ ピンフ ]は、子どもの頃からの知り合いだったと思われる。( [ ダヒュー ]の後継者候補になった後に。) 他の人物の可能性も考えたが、どうもしっくりこない。 〇〇〇二人説が出来た原因のもう一つの候補は、先のほうの人間が戦争に負けたか戦死した。だが、戦争に負けたことをはっきりと記録してないため、後の人間には事情が飲み込めないということが起こったのだろうか。
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