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それでも
「小説なんて
所詮、人が作ったストーリー。
ありもしないことを書き並べて
事実に比べたら価値なんてない」
今にも銃で撃たれそうな人に
必要なのは迎え撃つ銃か、その人を守ることで
小説じゃない。
今すぐにでも飢えて死にそうな人に
差し出すのは水か食料で
小説じゃない。
小説の存在に必要性を感じられない。
自分が書いたストーリーも
「これはお遊び。
ただなんとなく書いてるだけ」
と思ってました。
小説を書くということについても
「書きたいものがあるなら
表面に出さず
自分だけで書いて読んで楽しんでたらいい。
それでもそれを世の中に出したいなら
それは
激しい承認欲求と自己満足でしかない」
とも…。
その一方で
自分の『なろう』に投稿することついて
「そうわかっていても
書いて投稿してしまうのは何故なんだろう?」
小説そのものの意味に疑問を感じながら
自分が小説を書くことに嫌悪していた。
常にその葛藤を抱えていました。
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