シミができるメカニズムを知ろう

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シミができるメカニズムを知ろう

そもそもシミとは何でしょう? 「擦っただけでポロポロ取れる!」などの馬鹿げた口説き文句に引っ掛からないためにも、先ずはシミのお勉強をしましょう。 【シミとは】 シミとは、メラノサイトから生成されるメラニン色素が肌に沈着したものの総称。 、地肌よりも濃く見える部分をシミと言う。 【シミができる過程】 通常、シミのもととなるメラニン色素は、ターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)の仕組みによって自然と排出されるものですが、 ①紫外線によるメラニン色素の過剰生成 ②生活習慣の乱れ、ストレスによるホルモンバランスの乱れ ③間違ったスキンケア(クレンジング時に強く擦るなど過剰な刺激を与える) の原因によりターンオーバーが遅れ、にメラニン色素が蓄積されてシミが形成される。 消えやすいシミの場合はターンオーバーによってメラニンが自然と排出されますが、何年もその場に留まっているシミは、肌の土台にできた穴にメラノサイトが落下し、排出されにくくなる。 13f8ed37-6d86-4ab4-9bf0-ee0738eeeff1                  KOSEさんのホームページから引用 ――と、このように。シミは肌の生まれ変わりによって排出されます。長年しつこく付き纏うシミに関しては、肌の奥に巣食うメラノサイトが「えっさ♪ほいさ♪」とメラニン色素を作り出しているのです。シミを排出するのはターンオーバーのみ! 塗って擦るとポロポロ落ちる? シール貼ったら一緒にビリビリ剥がれ落ちる? バカ言っちゃいけません。 ポロポロ剥がれるとしたら、それは汚れ。か、角質。 つーか、擦るとか剥がすとか。そんな刺激与えちゃ駄目でしょ。逆効果。 肌の漂白剤!? こわっ!表現がこわっ! 皮膚科の先生いわく、ハイドロキノン等の美白成分が使われる化粧品を使い続けることでことはできても、ことは100%有り得ないとのことです。 このエッセイを書くために調べてみたところ、後輩が購入したクリームは誇大広告とみなされ、消費者庁から指導を受けたそうです。 しかも! テレビ番組で紹介されたのも、美のカリスマ先生が絶賛したのも嘘だと判明。 某公式ページに載っているbefore、afterの写真は、美容外科でレーザー治療したモニターの写真を盗み取って使っていたり、加工している疑いが濃厚らしい。 だよね~。私も幾つか確認してみたけど、クリームだけであんな真っ白ツルツルになるわけ無い。まるで十代のお肌でしたわ。 それでも、ネット内に似たような商品の紹介を見かける。酷い話だ。何も誇大広告は美容業界だけではないけどさ。消費者の悩みに付け込む悪徳商法。許せんな。マジで一掃して欲しい。プンプン( ˘•ω•˘ )
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