シミの種類別の特徴と見分け方

1/1
前へ
/51ページ
次へ

シミの種類別の特徴と見分け方

シミの分布を自作してみましたが…… 加工アプリ内のマジック✏️がどうにも上手く扱えず、見栄えの悪さは許して😆 db4e0ac6-dfd5-4041-9c14-8d2238d43f4d日光性黒子(にっこうせいこくし)(老人性色素斑) 顔中どこにでもできる茶褐色で円形のシミ。平らで境界線が比較的はっきりしている。大きさは様々で一般に「シミ」と呼ばれるのがこれ。30代以降に多く見られ、手や腕にもできる。年齢とともに色が濃くなったり、数が増えていく。 ②雀卵斑(じゃくらんはん)(そばかす) 目の下から頬骨にかけて直径1~4mmの丸い小さなシミが複数できるのが特徴。鼻の付け根、目の下、両頬にできる事が多い。色は一般的なシミに比べて明るい黄褐色。紫外線の強い季節に色が濃くなる。遺伝性あり。 ③肝斑(かんぱん) 頬骨の辺りを中心にモヤモヤと左右対称に生じるのが特徴。額や口周囲にできることもあるが、目の周りには生じない。30代~40代に多く見られ、妊娠や婦人科系の病気によってホルモンバランスが乱れた際に発症する場合あり。経口避妊薬(ピル)を服用していると発症率が上がる。 加齢とともに薄くなることが多く、閉経を迎えた60歳以上で発症するのは稀。 ④炎症後色素沈着(くすみ) ニキビ、火傷、虫刺され、アトピー、怪我などの原因で皮膚が炎症を起こし、その痕がシミとなって残ったもの。自然に消滅する場合もあるが、紫外線の影響により残るケースが多い。黄色人種に特有のシミ。 ⑤後天性真皮(こうてんせいしんぴ)メラノサイトーシス(ADM) 額の両側や頬骨周囲に幾つか纏まって出現したり、鼻の穴付近にも見られるシミ。深い部分へのメラニン色素の沈着で、肝斑と異なり瞼にも生じる。治療は難易度が高く、早くて思春期から20代、30代に多く見られる。 ⑥脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)(老人性イボ) 30代以上の男女に多くできるシミ。イボのように膨らんだ形をしているものから、平らなものがあるが、触るとザラザラしているのが特徴。紫外線が原因で生じる①老人性色素斑が悪化すると、老人性イボに発展することがある。 これら6種類のシミの内、①老人性色素斑と④炎症後色素沈着が圧倒的に多く、全体の約90%を占めている。 シミの種類によって有効な治療法が異なりますが、私のシミの種類と選択した施術の詳細は、後ほど―――
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

178人が本棚に入れています
本棚に追加