Born To Be My Baby.

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「……っ……・!」 「……もう大丈夫だ、オーヴェ」  もう大丈夫だからゆっくりと息を吸えと促されて何度か深呼吸を繰り返したウーヴェは、一気に覚えた疲労から全身の力を抜き、そんなウーヴェの身体を後ろからしっかりと支え、痛む足に手を重ねて大丈夫だと繰り返しながら青白い頬にキスをしたのはいつもと比べれば随分と遅くまで仕事をして帰宅したらしいリオンだった。 「遅くなったな、オーヴェ」 「……リーオ……」 「うん、悪ぃ」  ウーヴェの肩を横抱きにし、胸元に引き寄せられていた左足をウーヴェの代わりに撫でたリオンは、足が痛くなったのかと問いかけて頷かれる。 「な、オーヴェ。触っても痛くねぇか?」 「……あ、あ」 「ん、分かった」
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