出会い編 第九話

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出会い編 第九話

ドアを開けたら部署にいるみなの視線が集まる あ、挨拶しなきゃ!「きょ、今日から総務部に配属しました!七瀬 凪です!よろしくお願いします」と頭を下げて言う 「・・・」と気まずい空気が流れる 頭をあげると、童顔の女性の方が立っていた うわぁ~可愛い。こういう人のことをオメガって言うんだ オメガの僕でも可愛さで惚れてしまいそう 「七瀬くん?顔見すぎかな?うふふっ」と言われ我に返る ことの重大さに気づきすぐに謝る「すみません!あ、男のオメガしか見たことなくて、女性のオメガはもっと綺麗なんだなと思いまして…」 「キャッ♡嬉しいぃ!でも、褒めてもなんにも出ないよ!それに、七瀬くんもすごく可愛いよ」と言われたが、自分以上に美人な人にそう言われると慰められているようにしか感じなかった 「あ、私の名前は佐藤 彩耶(さとう あや)よろしくね!」と自己紹介されて、ペコっと頭を下げる 「さぁ!七瀬くん!ちょっと左見てご覧!」と言われ左を見ると、ドアがあったからひとつの部屋だと思っていたけど、全て繋がっている部屋だった え…と頭がくらっとした あんな、大きな声でしちゃったんだもん 「あ、七瀬くん!そ、そう言う意味で言った訳じゃなくて…このフロアを紹介しようと思って!ごめんね」と謝られた 「元気がいい事は悪いことじゃないから!」 そ、そうだよね… 「は、はい!」 「ここね、私たちが正面から見ると1番左側にあるオメガ総務部。その隣が総務部って感じで、あとは業務推進部って続いてるんだ!」 「七瀬くん!〇〇〇〇グループって言ったら何を思いつく?」 んと、調べたら、「IT業、貿易業、食品業とかですかね!」 「ピンポーン!もっと他にあるんだけど、貿易の部署は部署って別れてて、ITはITの部署とかってフロアごとに分けられていているんだ!」 「だから、ITはITの業務推進部がある。そして、その売上や、効率などを計算し作業効率を上げていくって感じかな!」 「ま、各所の業務推進部と総務部が集まったフロアってこと!」 「私たちは、仕事は給料とかそこら辺かな?」 ほう…。 「よし!じゃあ、デスクとか紹介するね~その後に部署内の人紹介 、するから~ってまぁ、私含めて5人しかいないんだけどね~」と言われ、それから色んなことを教えてもらった
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