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「瀬凪、今日は水族館いくぞ。」
凪砂はそう言うと、瀬凪を肩車して家の中を歩き回る。
瀬凪は凪砂の一言でテンションが爆上がりしたのか、大声を出して笑っている。
『瀬凪、ちょっと声抑えて!!またお隣のおじさんに怒られるよ!?用意するから静かにパパと遊んで待ってて!』
物音に敏感な隣人が居るため、日ごろから音に関しては瀬凪に注意していた。
ご近所トラブルは避けたいので、瀬凪には申し訳ないけど、片親だからという理由で近隣の住人に嫌な目を向けられることは避けたかった。
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