2752人が本棚に入れています
本棚に追加
/136ページ
「お前が俺のプロポーズ断るなんてあり得ねぇだろ。お前、俺と結婚出来るならいくらでも待つってここで言ってたじゃん。っつか、もう家も買ったし。今更結婚しねぇとか無理。このまま帰りにこれ出して帰る。」
いや、家って何!?
家ってなに!?!?何の話っ!?!?
確かに言ったよ、ここで振られた日に・・・40歳でも50歳でもずっと待つとかそんなこと言ったけどさ!!!
─…それってもう時効では、、??
「あと、ここにお前の名前書くだけ。証人のところは洋平たちに書いてもらった、っあ、印鑑もさっき勝手に押しといた。」
ちょっと待って、これって婚姻届っ!?!?いつの間にっ・・・
「お前の両親にも話してる。お前の事よろしくって言われた。もういいだろ?早く書けよ。」
いや、だからっ!!!!
『ちょ、ちょっと待ってってば!!!!!』
再び私が騒ぎ出したので、もう周りの祝福モードはすっかり静まり返っていた。
最初のコメントを投稿しよう!