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なぜこうなった?
俺たちが住むアパートに緋彩さんを真由が招き入れたあとマネージャーさんの橋本さんは帰ったらしい
真由の手作りご飯だ
こんなに美味しいご飯を作って…将来はシェフかもな
「それで!ヒイロくんはなんでにぃのこと好きになったの!?一目惚れ??
「一目惚れと言ったらそうかもしれません…
ただ目が合った時にこの人だと確信したんです」
、よっ、よくそんな破廉恥な話を真由に…
でも嬉しそうだし…少しくらい許してやるか俺もちょっと、ほんの少しだけ聞きたいし
「えええーーー!??にぃとヒイロくん運命の番ってホントだったのーー!!!?」
にぃのこと信じてなかったのか!?
「はい。まだ番っていませんしなんなら伊月さんと恋人にすらなれていませんが…
アタック頑張ります!」
「えぇーーーー!!健気でヒイロくんかわいいー!
こんなちゃんとした人がにぃと番になるなら安心だね!」
いやちょっとまて
「真由俺は番になるつもりはないぞ」
「えー?にぃなんで?
ヒイロくん多分いい人だよ?こんなににぃのことを好き好きって言ってるんだよ?」
ついにこれを真由に伝える時が来たのか…
「いいか、真由
男はみんな狼なんだ俺だってオメガだけど狼だ
アルファの男なんて尚更狼だ
だからダメなんだ。真由も男とは付き合わないほうがいいぞ」
真由の耳に手を当てコソコソと伝える
そうさ男はみんな狼
俺だって何回…
考えるのはよそう
真由は天然で可愛い
だからこそ心配だ
大きな男に本気で襲われたら抵抗なんてできやしないだろう
身動きだって取れない
身をもって知っている
「もーにぃったらそんな偏見、良くないよ
ヒイロくんはちゃんと車で送ってきてくれたじゃない
それにご飯も連れてってくれたんでしょ?」
「だけど…」
「だけどじゃないの!
ねぇヒイロくん!」
「え!はい!これからもご飯も連れてくしちゃんと送り迎えします!」
いやいやいや!
「別にいらないですよ!?
そんなか弱いわけじゃないので」
「いえ、俺が心配なので」
うぅ…
そこから何気ない会話を真由と緋色さんがしていた
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「ご飯ありがとうございました!
すごく美味しかったです」
「えぇ~嬉しい~!ありがとうね!ヒイロくん!
にぃをよろしく!」
なんでそうなるんだ
「あ、あぁ~緋色さんは何で帰るんですか?」
途中まで送って行かないと
歩いてになるけど
「タクシーを拾って帰ろうと思います!
あ!今日のご飯の食材代など払いますね!」
そんなことを言って1万円を渡してきた
「い、いいやそんないい食材使ってないですしこの前奢ってもらいましたし頂けませんよ!」
「いいえこんな美味しいご飯を作ってもらったんです
頂いてください」
緋色さんいい人なのかな…いや解かされるな
もし真由にまで危害が加わったらどうするんだ
はあ…
「じゃ、じゃあこのお金食費代ってことじゃなくて
伊月さんにお願いしたいことがあるんですけど…」
急に改まってなんなのだ
「なんですか?」
「あの、…!!タメ口で真由ちゃんと話す時みたいに俺とも話して欲しいです!」
…は?
「いやでも、俺年下なので…いつもお世話になってますし
それがお金をいただくほどのお願いにはならないと…」
「じゃ、じゃあタメ口で話すのは良いんですね!?」
いやでも…
うぅーーん…
「緋色さんもタメ口で話してくれるならいいですよ。」
「あ、ありがとうございます!!受け取ってください!」
…1万円札をこちらに押し付けようとするな
「貰えないよ…」
「早速タメ口で!!
うれしい!真由ちゃんにこのお金はあげる!
作ってくれたの真由ちゃんだし!
それならいいよね?伊月さん!」
うぅ…
「んーじゃあ私貰っちゃうね!
ありがとうヒイロくん!」
「全然!ほんとは…もっと上げたいけどさすがにこれ以上は伊月さんに怒られそうだから自重するね!」
「えぇー!このお金だけでも大金なのにもっとあげようとしちゃダメだよ?
お金は大切にしないと!!」
真由…いい子すぎる
俺を抜いてトントン拍子で会話が進んでいく
「それじゃあ!また来るね!
ばいばい!伊月さん!真由ちゃん!」
そうして真由としばらく会話したあと満足したのが帰っていった
「うるさいのが居なくなったな…」
「もぉー!にぃはすぐそんなこと言わないの!」
だって…「んー…」
「それじゃあ私先お風呂入っちゃうね!」
「わかった…滑ってこけたりしないように気をつけてね
真由になにかあったら俺……
「にぃ!めんどくさい!眠いんでしょ!
寝るんだったら着替えてね!いってきまーす!」
「いってらっしゃ…い」
眠いのが真由にはバレていたようだ
お風呂は明日の朝でいいだろう
パジャマに着替えて寝よう…
スヤア
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橋本(マネージャー)の扱い雑すぎるかもしれない
ほんとにごめんなさい🙇⬇️
橋本これから登場させてあげるから…うぅ
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