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「ぅ、ん、バド、ル駄目……。おかしくなる」
息も絶え絶えに止めようとしたのに、バドルは構わずヒカリの内腿を音を立てて吸い上げ、歯を立てた。
「構わない。私はお前のすべてが見たい」
「んっ」
「待っていろ」
バドルはそう言い置くとベッドを降り、傍らのチェストから手のひらサイズの瓶を持って戻ってきた。ヒカリがその用途を思い巡らす前に、バドルはヒカリの両足を胸につくまで折り曲げ、浮いた腰の下に膝を差し入れて固定した。
「少し我慢してくれ」
「え……っ、ひ」
バドルはヒカリの最奥に向かって小瓶の中身を流し始めた。ぬめり気のある冷たい液体の正体はどうやら香油であるらしい。香草の独特の匂いが立ち込める。
「ぅ、ぁ、」
バドルの指が入口に掛かり、そこを拡げるように横へ引く。僅かに口を開けた部分に、再び香油を流した。さっきまでは表面ばかりを濡らしていたそれが、とろとろとヒカリの内部へと流し込まれていく。思わず力むと溢れた中身がシーツを濡らして、泣き出したい程の羞恥心に見舞われた。
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