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わかんないがありすぎます
なにをみたら
どこを探したら
あなたの一欠片に
ふれられますか
届くかわからない
片道の手紙を今日もだして
それが日課になりました
たくさん好きになって
こんなに想うことを
教えてくれたのは
あなたなのです
あなたからみたら
わたしは不完全もいいところ
それでも
心が繋がっているだなんて
そんな風に
感じてしまっているのです
拝啓 さま。
あなたに
逢えるころは
いくつの
季節がすぎるのでしょう
春夏秋冬
あなたを想う季節です
ただ通りすぎるのではなくて
月明かりのした
太陽のした
駅の改札口
あなたに恋をしたわたしを
できるだけ素直になるから
手を繋ぐだけ
そっと後ろから
抱きしめさせてくれませんか
あなたが好きな
ご飯をつくって
あなたが
ただいまをいったら
おかえりなさいで
ぎゅーっと
からだも、こころも
無条件に反応するのでしょう
あなたがみる世界は
忙しそうで
目まぐるしそうで
わたしは
まだ割り込むには
きっと早いのでしょう
だけれど
同じ空間に
となりに座って
小説をかきながら
こっそりあなたの
横顔をみる
そんな時間をいつかください
傘に一瞬にはいって
あなたに
埋もれる顔をかくして
あなたにしか
みせられない顔を
そんな顔を
あなたには
みせたいのです
嬉し涙とぐちゃぐちゃでも
飾らない姿で
からだを大切に
こころを大切に
あなたへの
片道の手紙が
ちゃんと届きますように
やわらかい風にのせて
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