ぺ くるんど
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私は看板の隣までくると、 「あの、森宮さんに伝えておいてほしいことがあって……」 「なんだい?」 「ガン飛ばしてすみませんって言っておいてくださいますか。」 おじちゃんはふっと吹き出して、 「わかったよ、伝えとく。」 またおいでと、私が消える曲がり角まで手を振ってくれた。
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