陸話 ■■■■の正体

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陸話 ■■■■の正体

《神の叡智!》 《最適解を算出中……この場面の最適解は剣にドリトンで質量を増幅し、さらにドリトンで相手の質量を限りなくゼロに近い状態にすることです》 ?それだと意味が無いのでは………… 「ッ?!」 《神の叡智により■■■■の体力 90/100》 自傷ダメージか……でもだいたい分かってきた 「これならいけるか…………よし!いっちょやるか!」 《ドリトン×2!》 《対象:名も無き剣 質量増幅》 《対象:■■■■ 質量減少》 「刃が通らないなら吹き飛ばしちまえば良いんだよ!」 ブォォン サァーー 剣を思いっきり横に振ると実体のないそいつの身体は霧散した…… 「倒したの……か?」 《■■■■の生命反応を確認 反撃に備えてください》 ?!……キンッッ 「あっっぶねぇ」 生きていた。意外と手強かったようだ。 《個体名を識別 個体名:■■■■→仮面騎士 レベル:106 個体説明:仮面を被った不気味な騎士。魔素の濃い場所を好み、様々な生物から生命力を吸い取り成長する。》 負けイベか?これ?序盤も序盤、最序盤の村の近くでレベル100越えて……正気の沙汰じゃねぇな 「だけど、実体が生まれたってことは攻撃が通るってことだよな……」 『コォーコォー……グギァァァァァァァ』 《⚠️回避を推奨⚠️》 「?!」 ヴォォォォォン 「当たったらやばいことだけはわかるな」 だが、一撃一撃が重い……素早く動けば避けられるか… 《ドリトン!》 《対象:■■■■ 質量減少》 「一撃で……決める!」 ダッッ 『ギギャギ』 ヴォォォォォン 俺が素早く駆け出すとソイツは俺を狙って剣を振り回してきた 「これぐらいならっっ避けられる!」 「ここだ!」 《ドリトン×2!》 《対象:名も無き剣 質量増幅》 《対象:■■■■ 質量増幅》 「うっ片手じゃキツイな...」 解析者で弱点が背中なのはわかっている……いける! ズドンッッッッ 『グギャァァァァ………………』 シュゥゥゥゥゥゥ 「やっっっっと!倒せたな」 《仮面の騎士が討伐されました》 《仮面騎士が倒されたことにより周囲一帯の魔物が消滅しました》 《対象の死亡を確認 ■■■■に68000経験値を付与 経験値増幅スキルにより136000経験値を付与》 《レベルアップ》 《■■■■のレベルが52にアップしました》 《討伐報酬:無影の剣 精霊薬》 《仮面の騎士の情報を獲得 スキル:陽炎の鎧 偽装 自在変化 霧化を獲得しました》 《特殊クエスト「セシル村を救う」をクリアしたことで150000経験値及び20000リチルを獲得しました 経験値増幅スキルにより300000経験値を付与》 《レベルアップ》 《■■■■のレベルが71にアップしました》 《レベルアップによりEXスキル:スキルツリー スキル複製 スキル合成 スキル:スローネス 筋力増加 調合 瞑想 神速 顕現 相殺を獲得しました》 《ステータス獲得量に2倍の補正が入り550ステータスポイントを獲得しました》 《レベルが規定値に達したことで固有名を登録できます》 「おぉ、情報量多すぎ、処理しきれんて」 「とりあえず保留してたステータスにポイント振るか」 《体力 100→1100 MP 200→700 精神 20→90 筋力 50→310 スタミナ 50→250 敏捷 30→130 知力 50→250》 《700ステータスポイントを消費したことで2100スキルポイントを獲得しました》 「スキルとかは後から効果を確認するとして……「固有名登録」?名前ってことかな?」 《固有名を登録してください》 「本名零(れい)だし、ここはゼロにしようかな」 《固有名『ゼロ』を登録しますか?はい/いいえ》 「はい、と」 《固有名『ゼロ』認証しました》 《固有名を登録したことにより全ステータスに1.2倍の補正が入ります》 《固有名登録により性別を登録できます》 「え?マジ?これ相棒戻ってくるんじゃね?」 《男性/女性》 「もちろん男だ!」 《性別を男性で登録》 「ん?あっ、戻ってきたぁ!良かったぁ」 とてもホッとした。ただでさえ魔法使いだったのだ。なかったら卒業することもできない。本当に良かった 「問題が2つも解消されたことだし、スキルツリーを見てみるか……」 《スキルツリー》 《スキルツリーを表示します》 「うーん……どれも初期のやつから伸びていくのか……」 「とりあえずドリトンにも振れるっぽいし振ってみるか」 《1000スキルポイントを消費し、EXスキル:ドリトンのレベルを6にアップしました》 《ドリトン レベル6:自身の半径5m以内の全てのモノに効果が反映される(重複可能) スキルによる質量増幅/減少効果アップ》 「おぉ!さらにチートじみてるな……」 「あとは、闇、光、白魔法のスキルに振るか」 《500スキルポイントを消費し、闇魔法:ダーク ドロップアウト ダークボール 黒影 黒槍 ブラックアウトを獲得しました》 《500スキルポイントを消費し、光魔法:ホーリー 昇華、ホーリーボール 赤光 白槍 ホワイトアウトを獲得しました》 《100スキルポイントを消費し、白魔法:回復小 スピードを獲得しました》 「ちゃっかり特殊クエストだったんだな仮面騎士の討伐って」 「ん?何かステータスウィンドウに表示されてる」 《隠し称号が解放されました》
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