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初幕 いつもと変わらない日常
いつもと変わらぬ景色、ルーティーンと化した生活、地味な高校生活、その全て、何もかもつまらない...
俺、柊 颯(ひいらぎ はやて)はいつしかそんなことを思いながら退屈な人生をすごしてきた
今日も今日とで高校から帰路についていた
「何か刺激的なこと起きないかな...」
『私が叶えてあげようか?』
俺の何気ない呟きに答える声があった
声がした方に顔を向けた…が…
そこには誰もいない
「気のせいか…」
『気のせいじゃないぞ』
「ひっ?!」
前に顔を向け直したら目の前に顔があった
心臓が飛び出すかと思った…
「誰ですか?」
その人?は青いローブを羽織りフードを深く被っていて顔はよく見えないが、女性だということはすぐにわかった
『私か?私はアイル、星神さ』
そう言うソイツの目はとても煌めいて見えた
「......?神?」
それが俺とソイツとの出会いだった
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