治弥の優しさ

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「治弥さん……。そうですよね。私も頑張らなきゃ」 ――治弥さんは凄いなぁ。例え周りに理解してもらえなくても、貫こうとするんだもん。  だんだん眠くなって来た菜美子は、思わず小さな欠伸をしてしまう。 「ごめんなさい、治弥さん。眠くなって来たので、そろそろ……」 「あ、はい。長居してしまってすみません。おやすみなさい」 「おやすみなさい」
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