随筆

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今日は動物病院から帰宅した。猫の腹に赤い一筋のあとがある。 抜糸するまでは、このままのようだ。やっとのこと、落ち着いてホッとしたのか息苦しい感じがする。安心感。怒涛の毎日から解放され、疲れが出たのだろう。車道、横に見える川や橋。そして田園風景。さすが田舎といったところか。家に帰宅したあとも、なんとなく気が抜けない。猫というのは、目を離すとトンデモナイことをする。三歳児というだけはある。 猫の造形美を 私は、とても愛している。 すらっとした体のライン、クリームパンのような可愛らしい手足。 琥珀の宝石のように、あるいはキウイのように瑞々しく美しい眼。 肉球も、ピンクと白の色がイチゴミルクのようで何とも愛らしいのだ。 歯の形も小さく尖っていて、鼻の形もすっと通っている。美。 その、一言に尽きる。
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