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「いやー!
君が亮君かぁ!
思っていたより、いい子じゃないか!!」
結衣の父親は上機嫌だった。
実は、結衣の父親は亮の事を気に入っていたらしく、朝は亮を連れて来い、来ないで言い争っていたらしい……。
亮は気が抜けたのか、苦笑いをしながら安堵した。
それから、結衣の父親は亮に質問攻めを食らわせて、
亮は少しまいっていた…
そこから、助けてくれたのは、結衣の母親だった。
「もう、お父さん!
そろそろ亮君と結衣を二人っきりにしてあげてよ」
「おっ?そうだなぁ」
そう言って、結衣の父親は時計を見た。
時間は9時を指していた。
「そうだ!
もう、遅いから泊まって行きなさい」
「・・・・え!?」
亮は予想外の事に戸惑った。
「あら、そうね。
もう遅いしそうしたら?亮君」
今度は結衣の母親は助けてくれなかった…
結局、亮は結衣の家に泊まる事になった。
そして、寝る場所は
結衣の部屋だった!!
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