80人が本棚に入れています
本棚に追加
亮が結衣の上によつんばになると
「イヤっ…!」
結衣は亮を拒んだ。
「え…?
結衣……?」
戸惑う亮に結衣は申し訳なさそうに謝った。
「ご、ごめん
その、私…初めてだから、怖くなって…」
当然と言えば当然なのだろうが、
結衣は怖かった。
初めて男の前で裸になる事も、やる事も、
結衣は怖かった。
実際、今一番ビビっているのは亮だが…
「あっ、
イヤ、そげん、謝らんでも…」
亮は結衣の上から起き上がると、結衣も身体を起こした。
亮と結衣は暫く黙っていたが、亮はおどおどしながら口を開いた。
「あ、あのさ結衣……」
「なに…?」
「抱き締めても、いいか?」
最初のコメントを投稿しよう!