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一度聞こえた足音が離れていく
声もそのたった一言が聞こえたきりだ
真っ暗で何も見えないと思っていた
誰もが皆、同じ方向へと進む
遅れないように、決して止まらないように
進む先に何があるのか
何のために進み続けるのか
考えることすらできないままに
君がその道を歩むのは何故?
誰かが急に振り返り、来た道を引き返す
釣られたみたいに誰もが自由な方向へと走り出す
止まってはいけない
そのことに必死になって忘れていただけ
本当に必要なことは、きっと
‟あなたは今、進みたい道を歩めていますか?”
辛くて、泣きたくて、折れそうで、くじけそうでも
沈んでいってるのは体ではなく心だ
立ち止まってしまっても、もう一度歩き出せばいい
歩いて、走って、
たまに立ち止まったりして、また歩き出して
きっとそれを歩みと呼ぶのだ
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