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「あっ……、ああっ……。んんっ」
「ああ、これだけで、こんなに喜んで……っ」
「ろ、ロレシオ……さまぁ……」
「はぁ、……ぁああっ……」
エルゼはあられもなく声を漏らした。口をふさごうにも、ロレシオの大きな手が彼女の手を抑えている。一方的に与えられる強すぎる刺激から、逃げることはできない。それが一層、なにかいけないことをされているようで感じてしまう。
いまやエルゼの両胸の蕾はすっかり色好き、ぷっくらとふくれていた。
「は、はあ………」
しばらくその唇でいたずらにエルゼの敏感な場所を刺激していたロレシオは、膝の上で息を乱すエルゼを満足そうに見つめた。
「煽情的な眺めだ……。惜しむらくは、君の破瓜をおろそかにしてしまったことだ。あの時は、早く終わせてやろうと気が急いてしまった」
ロレシオはエルゼを押し倒すようにしてベッドに寝かせると、自らの身体をエルゼの足にねじ込んだ。予期せぬかたちでロレシオに秘部を晒すような恰好になってしまったエルゼは、羞恥のあまり必死で首を振った。
「……ろ、ロレシオ様、これイヤっ!」
「大丈夫だ。すぐに良くなる」
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