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エルゼはもはや自分の嬌声など気にしていられない。腰の奥底に、経験したこともないようなどろりとした快楽が溜まっていく。
その間に、もの欲しげにヒクヒクとしていた孔をふさぐようにして左手の指が一本ぐぽりと挿入された。経験の浅い彼女の隘路が、抵抗しながらもその指を飲み込んでいく。
「キツいが……、挿入ったな」
「それ、……それ、だめ……ああっ……!!」
内部からの刺激にエルゼは首を振るものの、節くれだった長い指はエルゼの蜜路を擦り上げ、陰核を執拗に刺激する。
エルゼの意識が一瞬遠くなる。生熟れの彼女の身体には、いささか凄烈すぎるほどの刺激。しかし、逃げようにもあまりの快楽に抵抗する力すら残っていない。
内部に含まされる指がゆっくりと増やされた。どろどろとエルゼの中から愛液がこぼれていく。
「ロレシオ、さまぁっ……! なんか、なんかキちゃ……、うっ!」
「エルゼ……」
「ああ、あああああ――っ!!!」
ついに限界を迎えたエルゼの瞼の裏で、白い光がはじけた。
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