夜の帳に星の降る ※

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 ロレシオはうわごとのようにエルゼの名を呼びながら、彼女に覆いかぶさった。熱い吐息が耳にかかり、エルゼの背中にぴりりと落ち着かない感覚が走り抜ける。 「んっ……」 「……そういえば君は、耳が弱かったな」  そう言うと、ロレシオは彼女の耳朶をじゅる、とわざと音をたてて吸った。エルゼの身体が意志と関係なく跳ねる。 「うぁ……、や、やめっ……」  ロレシオの舌が、エルゼの耳の外側をなぞるように舐めあげる。それから、露骨に卑猥な音が立つほど耳の中心の部分を吸い上げた。どうしようもなく、鼓動が乱れていく。 「ふぅ……、んんんっ!!!」  じゅるじゅると、耳から直接脳を犯すような淫猥な水音にエルゼが身もだえしていると、花芯からも迸るような快感が走る。ロレシオが自らの肉棒で淫唇を擦り上げたのだ。 「ひゃんっ!……ああ……っ!」  秘所の奥地からとめどなく溢れる吐蜜を張り詰めた陰茎にこすりつけ、ロレシオはエルゼの耳元で荒い息を吐く。その吐息すら、エルゼにとってはとてつもない官能を帯びた刺激になっていく。
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