男と女(140字の小説)

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男と女(140字の小説)

愛し合う男と女。 男は女の為に体も許す事が出来る だが、女は本能なのか 「私は子供が欲しいだけ。あなたは・・」 女は男の腹を、弄ぐり始める 男はその大きな目で、女を見ている。 「いいよ、俺は。」 そして、男は静かに瞳を閉じた。 夜は静かに更けてゆく。 朝露が葉を濡らす頃、蟷螂の首だけが転がっていた 追伸 カマキリの雄は交尾の後、捕食されるという事です。 食べられる雄は、どの様な気持ちなのでしょうか? 生きていながら食べられている自分を見て、活き造りされた鯛の 気持ちと同じでしょうか? でも、違うのはオスに子孫を残すと言う大きな目的がありますね。 その為の犠牲です。その点鯛には、何も無い。 いずれにせよ、人間に生まれてきて良かった。 次も人間に生まれたい! でも、来世は解らない! 今、生きてる事を大事にしたい!
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