初恋。

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キーンコーンカーンコーン_ 授業終了のチャイムが鳴り止み、美栄先生の音楽の授業は終了した。 「娃璃〜〜〜。教室一緒に戻ろ?」 「んお、海乃叡(このえ)から誘って来るとか珍しッ、いいよぉ」 てくてくと私達は廊下を歩いて、教室に向かった。 「思ったんやけどさ。美英先生可愛くなかと?」 「それな‼」 「性格もいいしなぁ」 「ほんとそれ。私、美英先生のこと好きになっちゃったわ」 「ウチも。先生ん中で一番好きやわ」 「何か、庇ってくれたとことか、胸がキュンとして、嗚呼好きだなって思ったんだよねぇ」 「胸が、キュンとした?」 「そう。…もしかしたら私。美英先生に恋、しちゃったのカモしれない」 「ハァァァァァァァァッ⁉」
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