一月、物以外語り

小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師

　を読みました。一月です、こんにちは。

　この御本、一部のファンの方たちの間で滅茶苦茶大人気でして、数か月前にたまたまXで推されているところに遭遇しました。
　忍たま乱太郎というとNHKでやっているアニメはギャグベースですが、この小説はシリアスなお話。これはおもしろそうだな～と思った直後、まさかの刊行11年後の映画化発表でした。ファンの方たち大歓喜！
　そして、この度復刻版が刊行され、売り上げ好調のようです。

　あの有名なアニメ作品のノベライズということで、読めば容易にキャラクターを想像できます。脳内アニメ化余裕余裕。小説としてのアドバンテージは大いにあり、ズルいっちゃズルい。ですが、それを差し引いても読んでいてとてもわくわくしましたヾ(≧▽≦)ﾉ

　私が読みたいと思ったタイミングは復刻版発売の数か月前で、その時点で電子書籍を購入することは可能でしたが、できることなら紙で読みたい！　そんな訳で図書館で予約してみたのですが、予約数の多いこと。2ヶ月以上経ってやっと読むことが叶いました。（そんでもって2024/4/22に復刻版発売。そっちが早かったなー）

　いやー、もう。図書館で借りて一度読んだ本を買っちゃうとはね(*´▽｀*)　もしかしたら初めてのことかもしれません。私、そのくらい気に入っちゃいました。とても読みやすい文章で、キャラクターが生き生きとしていて、ストーリーがいいのです。かっこよくてかわいくて笑えて泣けるのです。
　ああ、こんな小説が書けるようになりたい。

　私は聴力の関係で映画館は苦手なんですが、もしかしたら見に行っちゃうかもしれません。素敵な映画になることを楽しみにしています。