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追ってるんだか追われてるんだか
現在、2023/6/5
超・妄想コンテスト、「追いかける」絶賛受付中ですね。
どうして頭に日付を入れたかと言いますと、私、秋月さんとアズマさんのエッセイをちょこちょこ拝読しているんですが、周回遅れでまだまだ追いつけてないんです。ですので、読んでいてこれはいつ現在のお話かな?となることが度々ありまして。セルフで入れてみた次第です。
日付、表示されたらいいのになぁって思うことありませんか? と思ったんですけど、エッセイはともかく小説の本文中に投稿日時表示はいらないですね。そりゃ必要のない機能でしたわ。ハハ。
気を取り直しまして、話を無理矢理本筋に戻します。
(すでに1000字以上書いて消してしました。散文が過ぎるんじゃ)
実は今、軽スランプでして、考えをまとめたくてこれを書いています。
理由はなんてことない、別サイトで5月いっぱい短期集中投稿していた『苗木萌々香は6割聴こえない世界で生きてる』の完結に伴う燃え尽き症候群です。
私は生まれつき片耳が聴こえない人間でして、それをネタに小説を書くのは自分にとって中々大きなできごとでした。
本当はもっと満を持して書きたかった。そんな気持ちがなくはないんですけど、でもそんなことを言っていたらいつまでも書かなかったというのも紛れもない事実。
だって、へっぽこですもの。
そんな私が今回重たい腰を上げたのは、別サイトでやっていた大賞に参加してみたかったというのが一番の理由でした。正直言って、祭りだ祭りだ!乗らなきゃ損!損!みたいな勢いでした。ハハ。
慎重なのか阿呆なのか、よくわからない性格をしています。
そんなんですので、元々連載形式は苦手なくせに書き溜めはナシ。GWがあるにしても、残業ありの社会人にはかなり無謀な挑戦でした。
結果、なんとかまとめはしたものの、当初書きたいなぁと思っていたエピソードはぽこぽこお蔵入り、ライブ感で書き切りました。
頑張って書いたので気に入ってはいるのですが、正直なところ、かなり粗いと言わざるを得ません。
そういう状態の作品を外に出したからでしょうか、自分の中の完璧主義な部分がへそを曲げています。
取り合えず書き出して新作の感覚を掴もうとする自分を、もう一人の自分がドッスンのように妨げてきます。そんなん書いてもうまくいかないぞと圧力をかけてきます。
なるほど、これがスランプの原因か! プロット甘々なのが許せないのか。
(自分でも今理解しました)
思えば『聖女のたまご』も最終日に数時間でビャーっと書き上げたので、納得のいくまで推敲することはできませんでした。
無意識のうちにそれがストレスになっていたのでしょうか。妄コンの性質上、時間に追われるのは仕方ないんですが……。
冒頭で触れました秋月さんのエッセイでは、短編を育てることを勧めてらっしゃいます。また、アズマさんからも『聖女のたまご』を中編にリメイクしてみてはとアドバイスを頂きました。
一度外に出したものは再利用できないと思っていた自分には目から鱗ドビャーンだったんですが、確かにそれって有り有りなんですよね。
粗くてもいいから、という枕詞がつくことは絶対にあり得ませんが、それでも今できる限りの短編を書くことはいいことだ。いいことですよ。止めるのはよくない。何にもしないのが一番良くない。ねえ、一月さん。
そう自分に言い聞かせて、「追いかける」の新作に取り掛かろうと思います。
週末に予定が入ってしまったので、ここからは時間との闘い。追って追われて頑張ります。
(無理矢理着地しました)
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