パッケージの裏面的

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パッケージの裏面的

 お風呂上がりのお肌最弱状態で椅子に足をぶつけました、一月です。  そういう雑な調整は掛けないでいただきたい人生の収支。絆創膏ぺたぺた。  近頃つねづね思うのですが、やっぱり今まで吸収してきたものが自分を作るんですね。  『聖女のたまご』を書き始めた時、この文体の小説は書いたことがないので絶対に頓挫するんだろうなぁと思っていました。ですが、思っていたよりもスラスラ書けて、自分で自分にびっくりしました。  後になって思い至ったのは、芥川龍之介とか小川未明とか新見南吉とか、青空文庫で昔のお話を読んでいたからかなということです。完全一致な文体があったか記憶にありませんが、丁寧語のお話が多いですもんね。  やっぱり、いいインプットが大事。  そう思うと、今時の小説をあまり読んでいない自分によろしくないなぁという気持ちになります。(エブの作品は結構読ませていただいていますが)  話は変わりますが、私は音楽鑑賞が大好きです。特にSpitzが大好きです。あの独特の声色とメロディライン、アルペジオ、ふわふわしたイメージで覆われた生(性)と死。歌詞や曲の印象から膨らませた物語がいくつもあります。  それらの作品は訳あってここには投稿していませんが、リライトした上でいくつか持ってこられたらいいなぁと思っています。  Spitzの楽曲はたくさんあるので、マイベストを語るとその人がどういタイプなのかが透けて見えると思います。  私の場合は、冷たい頬、ウサギのバイク、スピカ、ホタル、愛のことば、猫になりたい、仲良し、ハチミツ、愛のしるし、夏の魔物、ミーコとギター……あげていくとキリがありませんが、わかる人にはなんとなくわかるかと思います。(うめぼしみたいな変わり種もすきです)  題名を羅列しただけでかわいい。わくわくして、何か書けそうな気になります。大好きなものは、忙しくても定期的に摂取したいものです。  貧乏性の私がサブスクで音楽を聴くようになったのは2年くらい前です。生きてるだけでお金がかかるっ! と思わなくもないのですが、便利ですよね。音楽がいつでも聴ける環境にすっかり慣れてしまったので、今さら解約するのは難しいです。胃袋を掴まれたー。  ただ、ただですね。私は割と第一線ではない人の曲も好きになったりするのですが、そういう楽曲が配信されてなかったりするのが悲しいです。中には、アーティストさん自体は登録されているのに、聴きたい曲だけピンポイントでないなんてパターンもあって、ぎゃおおおんと叫びたくなります。  あと、不祥事も勘弁してほしい。お願いです。ほんと。聴きたい曲がいっぱいあるんです~。  そういえば、先日怪盗が出てくるお話を書いたんですが、怪盗のイメージはやっぱりSEAMOの『ルパン・ザ・ファイヤー』かな、でもスキマスイッチの『ゴールデンタイムラバー』もいいし、back numberの『怪盗』も好きだなぁ。『ゴールデンタイムラバー』は全然怪盗の話じゃないと思うんですが、駆け引きしてる感じが好きです。あ、Spitzにも泥棒の歌がありました『花泥棒』。  そんな感じで、今日は一月の原材料みたいなお話でした。書き出した時はこういう方向性をイメージして訳じゃないのですが、まぁいいか~。
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