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始まり、死神の噂
ーとある町ー
「なぁ、最近死神が出るって噂知ってるか?」
「えぇ、何それ、怖い」
「..................」
「まぁ、いるはずないよなぁ〜」
「そうだね、ただの噂だよ」
..................
「ただの噂、ねぇ...」
..................上から、何かがそう呟く
「...?」
「玲夜?どうした?振り返って」
「いや、何か聞こえたような...?」
「気のせいじゃね?」
「そっか」
「あ、玲夜、それよりさ、最近....」
..................
「っ...と、危ないな...あいつ聞こえてるのかよ...」
...そうだ
「たまには、人間に紛れてみるか」
不気味に笑うそいつの背中には、鎌が見えていた
...これは、1人の死神と霊感の強い少年が
怪事件に挑む話
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