最初の怪事件と視える少年

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「...どうした?」 「えっ?あぁ、いえ、なんでもない...です」 「そうか、頂見、席に戻ろうな」 「は、はい...」 (なんでだろう、この先生...普通じゃない気がする...) ー帰り道ー 「結局、なんだったんだろう...」 (どうして、あんなに気になるんだろう...) 「...で...」 (???...何の...) 「こちらにおいで」 「え?わっ...」 僕の意識は、そこで途切れた side・??? ーとある屋上ー 「さぁーって、やるかね...」 (...それにしても、あいつは...) 「多分、視えるんだろうな...」 (...って、何考えてんだ俺) 「...死火矢神...ねぇ....」 【死火矢神】...死神... 「こちらにおいで」 「あ?なんか聞こえたな...って...あいつっ!!!?」 声のした先、そこに、頂見玲夜の姿があった... 「襲われてんじゃねぇかっ...!!行くか...」 side・玲夜 どのくらい、意識を失っていたんだろう... 「んんっ...あれ、ここは...」 ケラケラケラケラ... 「っ...」 (何か、いる...) 「ネー、アノニンゲン、オソッテイイノ?」 (襲...) 「見えてたら始末はしないとですねぇ...」 (見えてないふり、しないと...)
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