最初の怪事件と視える少年

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「おい、大丈夫か?」 恐る恐る、目を開けてみた 「...え...?せん...せい?」 「...まぁ、バレるよな...」 「先生...?どうして、ここに?」 「どうしてか?そんなもん...」 「よそ見してる暇あるんですかね?」 ズダンッ! 「危ねっ」 「わっ...」 「なんでここにいるか、それは仕事だ」 「仕事...?」 「まぁ、気にすんなよ」 そう言って先生は シャキンッ... どこからともなく、大きな鎌を取り出した 「鎌...?え...?まさか...?」 「あー...今それ説明する暇ねぇわ」 「え...?」 「とりあえず、隠れてろ」 「は、はいっ...」 (と、言われても...どこに...) 「どこに、隠れれば...」 「ここに来るんだニャ」 「?!」 「驚くのは後にしてここに来るんだニャ」 「えっと...」 「隠れればいいニャ」 「は、はい」 「そうだニャ、そのままそこにいるといいニャ」 「あの、君は...」 「僕かニャ?僕は門番猫だニャ」 「門番猫...?」 「名前の通りだニャ、普段は門番をしてる猫だニャ」 「あの...死火矢先生は...」 「ンニャ?シビヤ...?あぁ、あれの事かニャ?あれは死神だニャ」 「え...?し...死神...?」 「ンニャ?そうだニャ、死神だニャ」 「死火矢先生...が、死、神...??」 「そうだニャ」 「先生が...」
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