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なぜ人を傷つけた奴が平気で幸せになれるんだろう。
なぜ傷つけられた人がいつまでも傷を引きずって生きて行かなければいけないのだろう。
馬鹿馬鹿しい。
そう思うようになりました。
恨み言や呪いの言葉って、自分が思ってる以上に簡単に口から出て行きます。
「あんな奴、不幸になればいい」
「地獄に堕ちればいい」
「◯ねばいいのに」
私は、あの苦い経験の直後、そう心の中で念じた瞬間がありました。
作品の中には書ききれないような嫌な経験や嫌な感情が自分の中で渦巻き、私は確かにどす黒いものに蝕まれていたんです。
人のことをここまで憎悪したくない、でも悔しくて、思い出すだけで吐き気がしそうなほど腹立たしくて、そんな自分が嫌で嫌で……
そしてある時、私は強く思いました。
「もうこれ以上、黒くなりたくない」と。
早くこの憎悪の呪縛から抜け出さなければならないと感じました。
自分のために、幸せになるために、そして大切な家族のために。
そう思ってすぐに私がした行動は、ネットサーフィンでした。
え、なんで……? って思いますよね。(笑)
有名な掲示板サイトはもちろん、SNSにも私と似た経験をした人の投稿は山ほどあります。
そんな人たちの経験エピソードに共感する中、独自に心理的な啓発をしている人たちの投稿もたくさん読みました。
その中で、特に心を打たれたお話を少しだけ紹介させて下さい。
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