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同じ土俵でハッケヨーイ!!
「もし嫌なことを言われたりマウントを取られたりしても、相手と同じ土俵に立ってはいけません。同じ土俵に立てば相手と同じレベルになってしまいます。まともに取り合わない、相手にしないことが得策です」
嫌なことを言われた時の対処法として、これは非常によく言われている方法です。
はい、正論ですよね。
まったくド正論すぎて白目剥きそうです。
かくいう私も、自分の作品には一つの対処法として確かにそう書き記したものの、個人的な本音を言ってしまえばこんなの無理です。(笑)
聞き捨てならないことは聞き捨てならない。
よその生意気坊主に「やーいクソババァ〜ww」ってあっかんべされて同じ土俵で戦おうとする大人はだいぶヤバイですが、自分の発言に責任を持てるはずの大人が相手なんだから、話は別だと思うのです。
(さすがにクソババァはムカつきますが、せめてその子の親の顔をチェックするぐらいに留めておきましょう。)
ですが、「揉め事を回避する」という意味で同じ土俵に立たないことはとても賢いやり方だと思います。
歳を重ねれば重ねるほど、余計なエネルギーや時間はできるだけ費やしたくなくなるもの。
揉め事はその二つを大いに消耗してしまうので、それを避けるためにはスルーが一番なのかもしれません。
私が真奈美に言われてどうしても聞き捨てならなかったことは、次の三つです。
「太ったのを子供のせいにしている」
「私の周りのお母さんたちはすごく頑張ってて尊敬できるけど、あなたはそんな人たちとあまりにも違いすぎて前から心配やってん」
「毒親にならないようにね」
そう、どれも子育てや子供に関係あるんですよね。
自分の容姿や生活レベルなどを貶されることなんかより、「子供たちの母親である自分」のことを低評価されることの方がずっとダメージを喰らうし、いつまでも忘れられない。
その理由はきっと、正解のない子育ての悩みが尽きない私自身がいまだに自信を持てないからだと理解しています。
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