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気の合う友達
真奈美と絶縁してから、はや三年くらい。
徐々に記憶も薄れていくと同時に、黒かった自分がだんだんと元に戻ってきたような気もします。
そんな変化を与えてくれたのはやはり、同じように子育て中の友達の存在でした。
日々の笑い話から子育てや旦那のちょっとした愚痴まで、いつもいつも話題は尽きない。
そんなふうに付き合える友達とは一緒にいて心の底から楽しいし、しゃべり始めると止まらなくて時計の針が早送りされていく。
心の負担になることが限りなくゼロに近い。
前ページに書いた、真奈美の台詞みたいなことを言う友達なんて私の周りには一人もいません。
そういえば、こないだ友達が家に遊びに来てくれた時に9ヶ月の次女のオムツ交換をしてる時に、おしっこだったからそのままお尻拭きで拭かずに新しいオムツに換えたんですね。
そしたらそばで見てた友達に、「えっ、拭かへんの?! おしっこしてるのに?!」って突っ込まれたんですけど……普通はおしっこでも拭くものなんですかね?(笑)
ウンチだったらたとえ少量でもしっかり拭くし、おしっこでもたまにお股に滴がついてたりするから、そんな時は拭くんですけどね……どうなんでしょうか。(笑)
うちは子供たち4人とも基本的におしっこの時は拭かずに育ててきましたが、お股も特に荒れたりせずツルツルに育ってくれてます。(笑)
ああ、「お股がツルツル」といえば、一番上の長男(小5)もあと何年かしたらツルッツルじゃなくなってしまうんですよね。
どうしよう、毛なんて生えてこようものなら……
長男のゾウさんがまったく可愛くなくなってしまうじゃないかぁぁぁぁぁぁ!!!(突然の叫び)
そしてゆくゆくは、毛むくじゃらのデカくてグロテスクな化け物に成長するんですよね?!
そんなの、見るに耐えないよ……!!
……すみません、話が盛大に脱線してしまいましたね。
私は真奈美のおかげで友達の大切さに改めて気づかされると同時に、その存在に感謝したいと思えるようになりました。
お互い結婚してからなんとなく疎遠になっていた友達ともまた会う機会が増えてきたし、子供の保育園で出来た新しいママ友とも仲良くやっていけています。
ただ、それでもやっぱり中には合わない人だって当然いますよね。
こちらから挨拶してもなぜか毎回無視する人、派閥みたいなのを作ってグループ外の人の悪口を言っている人……そんな人たちはきっと、どこにでも一定数いるんだと思います。
特に私がそんな人たちにイラッとしたのは、特定の人に対する明らかな態度の悪さでした。
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