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今、思っていること
まずはじめに言っておきますが、私は特別性格が良い人間でもなければ、他人の人間性を評価できるような権利も持っていないしそんな立場でもありません。
じゃあここで何が言いたいの? ……といいますと、これまで自分が引きずってきた負の感情とのお別れと、そして……
同じような経験をしてまだ傷つき続けている人に向けて、伝えたいことを綴るのが目的です。
私は、真奈美(仮名)のことが今でも大嫌いだし、彼女から言われたことはいつでも鮮明に思い出せます。
なんかこれって、ちょっと怖くないですか?(笑)
最近、ふとそんな自分に違和感を覚えるようになりました。
私はなぜ彼女のことをここまで嫌いなんだろうか。
何度も傷つけられてきたから?
長い間見下され続けてきたから?
意地悪なことを言われて悔しかったから?
理由はたくさんあるけれど、実はこれって全部、私が勝手に一人で引きずり続けてるものなんですよね。
そして、当の本人は多分、引きずってるものなんて何もありません。
なんなら私との揉め事はもちろん、自分が言ったことも綺麗さっぱり忘れて毎日楽しく生きてるかも。
……これって、めちゃくちゃ悔しくないですか?(笑)
ものすごく損してる気分になります。
いじめにおいても、同じことが言えるんじゃないでしょうか。
いじめた側はいじめた相手の顔も名前もすっかり忘れて何事もなかったかのようにのうのうと生きていけますが、いじめられた側はいじめてきた相手の顔も名前も一生忘れられません。
私の母は腕に大きな火傷の跡があります。
小さい頃に負ったものなのですが、それを学校で「ヤケド女」と言ってよくからかわれたそうです。
そして、そんな母は現在64歳ですが、いじめてきた奴の顔も名前も全部覚えているらしいです。(笑)
でもきっと、いじめた相手はそんな記憶のカケラすら残ってはいないんだろうなぁ。
まったくもって、理不尽の一言に尽きますよね。
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