225人が本棚に入れています
本棚に追加
/265ページ
「日本支社の件、本国に連絡しました。もうおしまいですね。プロモーション部隊を本国で立ち上げますよ」
「もう、二度と通訳はしませんからね」
「ですよね」
「ですよ」
「なぜ、あの方達は話にきたんでしょうか?」
「責任者のジュンさんがいると思ってなかったみたいですよ?」
「ジュンさんがいるから直談判しに来たんじゃないんですか?」
「次席はワンさんだって分かっていたみたいです。ジュンさんの事はワンさんの部下だと思っていたようです。あわよくば的な感じで、直談判しに来たみたいですよ。支社長も軽いノリで直談判してみれば?って感じだったみたいですし。仕事ならば何でも引き受けると思った、あのお二人がオカシイとは思いますけどね。引くに引けなくなったみたいな感じもありましたけど。私が言うのもオカシイですが、日本支社の方々は偏見塗れですね」
「やはりそう感じますか?」
「はい。昔の韓国に対する感じ?なんて言えば良いですかね?今の韓国を知らなすぎる気がします。世界に与えているエンタメ性とか、認識が甘いんでしょうね」
一昔前は、確かにそうだったかもしれないけど、国をあげエンタメに力を注いできた昨今、韓国のエンタメ事業は大成功しているといっても過言ではない。
最初のコメントを投稿しよう!