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「アンジュ、チャダ」
「だーめ」
「時間ならまだある」
「ないよ」
「あるよ」
「ソユンの顔、どうにかしないと」
「汗かけばいつも通りになる」
「ならないでしょ」
「なるよ。ほら試しに」
「だーめ。韓国に帰ってからね」
「アンジュ。韓国に帰るのいつか知ってる?」
「うん」
「まだまだ日本にいるんだよ!」
「そうだね」
「そうだね。じゃないよ!もういい加減、爆発するよ!」
ジリジリと私に迫るソユン。
全裸に近い状態で迫られると、グッとくるものがある。
「ソユン。韓国に帰ったらね」
「ムリ!」
「私もムリ」
「なんでー」
「約束は破れない。ソユンとこれからも一緒に居たいから」
「……アンジュはズルい」
「私は大人なの」
「アンジュはやっぱりズルい」
堅いと言われるかもしれないけど、一度した約束は守りたい。
別にシちゃダメとは言われてないけど、部屋への入室禁止はつまりそう言う事だと私は思ってる。
他のメンバーも色々我慢してる中、ツアーに同行しているからといって、何でもシて良い訳じゃないしね。
「韓国に帰ったら、一緒に寝ようね?」
「ボクは今すぐ寝たい!」
「それはムリ」
「はぁ。アンジュは冷たいね」
「ごめんね」
「もう!謝って欲しい訳じゃないよ」
「でも、ごめんね」
「ごめんなさい。ボクが悪い」
こうやって、打てば響くソユンだから、私は彼が好きなんだと思った。

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