2.乳首が勃つということは

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と言いながら、いまだ陥没している乳首を強く吸いながら、先程無事に尖ったピンクの乳首をきゅっと捻る。 「····やんっ、と、トイっ!」 そして胸だけでなく、私の股の間に足を差し込んだトイはグリグリと膝で刺激してきて。 「ひゃっ、ダメっ、何か、何かキちゃ、ひゃんっ、トイぃっ」 敏感になった場所を全て同時に刺激され、もはや喘ぐしか出来なくなった時にパッと突然解放された。 「·····ほら、どっちも出たぞ」 「·····え?」 言われて胸を見ると、そこにはぷっくり主張している乳首があった。 勃起した乳首を私が確認したのを見て、サクサクと服を着せたトイは、「じゃ、俺戻るから」とそのまま足早に出ていってしまった。 そんなトイの背中をぼんやり眺め、バタンと一人ベッドに横になる。 「私····凄いことをしちゃったんじゃないかしら····」 そう呟いて、服の上から自分の胸を揉む。 これで安心してお嫁に行ける。 長年の悩みが解消された事を知り、そして誰の元へでも嫁げるのだと考えると、嬉しいくせになんだか少し切なくなった。 「嫁いだらもう会えないのかしら···」
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