3.相手を説得する時は期限を決めるのが手っ取り早い。ただし期限を守るとは言わないで。

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慰めるように頭を撫でられ、わかったと頷こうとしたが···自分で昔した時は昨日みたいに勃たなかった事を思い出す。 「私じゃダメ···!トイがいい、トイに触って欲しい···!!」 「えっ!」 また器用に赤くなったり青くなったりするトイを見つめ、ダメ押しとばかりにトイの手を胸に持っていく。 「トイ、いっぱい勃たせて···?いっぱい気持ちよくして···?」 小首を傾げておねだりすると、くきゅうと聞いた事のない音を喉から出したトイは、聞こえるか聞こえないかのギリギリの声で 「······夜、来る·····」 とだけ言って走って出ていってしまった。 またトイが触ってくれる。 さっきまで泣いていたのに涙はカラッと乾き、顔が赤くなる。 陥没乳首を治す為だとはわかっていても、やはりトイに触って貰えるというのはなんだか嬉しくて。 「私、まだトイの事好きなのね···」 幼い頃に消えたと思っていたこの想いが、しっかり胸に残ったままだったのだと実感した。
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