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4.期待させられたのだから、期待してあげましょう
夜会、という単語に引っ掛かりを覚えたらしいトイの様子にここだと思った。
「3ヶ月で完璧な勃起乳首にしたいの、だから私の乳首を助けると思って!」
「だ、だけど···」
「一人じゃ上手く出来ないよ···トイ、昨日みたいにもっと気持ちよくして···」
グッと握りこぶしを作ったトイはうぐぐとしばらく天井を眺めた後、またベッドに戻ってきてくれた。
「あんまり煽り過ぎないようにしてくれ」
「煽る···?」
全く心当たりがなくて思わず聞き返すが返事は貰えず、そのままベッドに押し倒された。
「今から勃起した乳首を刺激する。刺激されると自然と勃つのが目標な」
「うん」
「その為にもなるべく快感は体に覚えさせた方がいいと思うから、気持ちいいと感じたら全部言えよ」
「わかった」
すでに勃っている乳首に改めて吸い付くトイ。
舌で弾いたあと、胸の上側へ唇を滑らせる。
口から離れた乳首はすぐに摘ままれ捻られて。
「きゅってされるの、気持ちい···その、おっぱいを滑るトイの唇も···ゾクゾクする···」
「···ッ」
感じたまま伝えると、一瞬ギクリと停止したトイは少しずつ唇を動かし鎖骨まで上がる。
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