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両手を広げ抱き止めるように手を広げたトイの胸にそっと飛び込む。
トイの膝に向かい合うように座ると、ごくりと生唾を飲んだトイが
「後悔はしないか?」
と確認してきたので、無言でトイの顔に胸を押し付けた。
そっと胸元のドレスの紐を弛め、溢れるようにふるりと出た胸をまじまじと見られる。
相変わらず陥没している乳首の周りを啄むように何度もキスされ、もにゅっと胸を揉まれた。
3ヶ月間毎日与えられた快感を想像し、無意識に体を震わせるが思っていた刺激がなかなか来なくてそっとトイを伺う。
「メリー」
「トイ···?」
揉んでいる手を止め、射貫くような視線を向けられドキッとする。
「好きだ、メリー。身分が違うのはわかってるけど、それでも俺を選んでくれないか」
真っ直ぐ伝えられたその言葉が嬉しくて、思わず涙が溢れる。
ぽろぽろ涙を流しながら頷く私を見ていたトイは、ふっと微笑んで。
「ーーんっ」
そっと唇が温かいソレで塞がれた。
最初は啄むように、角度を変え何度も重ねていたのだが、突然ぬるっと口内に何かが侵入してきて。
それが舌だと気付いた時には、強く舌を吸われ扱かれていた。
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