最終話.例えまた陥没したとしても君ならば

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最終話.例えまた陥没したとしても君ならば

「は、ひっ、んっ」 「う、わ···ナカ熱い···っ」 ヌププとゆっくり挿いってくるその存在感に体を震わせていると、何かを勘違いしたらしいトイがピタッと止まって。 「やっぱこんな場所でない、よな···」 腰を掴み持ち上げるように抜こうとするトイに慌て、逆に頭にしがみつきながら一気に体重をかける。 ーーぶちゅん! 「ひっ」 「んあっ!?」 奥まで一気に突き刺され、ジンジンする下半身に動けなくなってしまった私に慌てるトイ。 「お、おま、何して···!」 「止め、ないで···っ、お願い···っ」 そう伝えると、ぎゅっと抱き締められた。 「もう···止められないから、な」 ゆっくり馬車の振動に合わせて突き上げられた。 段々スピードを上げ、ズンズン突き上げられる。 突き上げられるまま体を跳ねさせていると、トイの目の前をぶるんぶるんと胸が揺れていて。 「いや、ほんとエロすぎだから···」 そう言ったトイはむしゃぶりついた。 下も上も刺激され、瞳の奥にパチパチと星が散る。 「あ、んんっ、んぁぁっ」 「メリーのアクセサリー···ルビーなんだな」 ボソッと呟くその声が聞こえた。
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