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自分で陥没部分に指を入れた事はあっても吸った事は当然なく、その初めての刺激は一瞬で快感が体中を巡るようだった。
ビクンと背中を反らせたメリーの胸を、吸ったり舌で刺激したりしていたトイがおもむろに顔を上げる。
「メリー、片方出たよ」
快感を与え続けられぼんやりしていたメリーはその一言に慌てて上半身を起こす。
自身の胸を持ち上げまじまじと見たメリーの目には、トイから与えられた刺激のお陰でぷっくりと勃起した乳首があった。
「私の乳首って、こんな色だったのね···」
初めて目にした乳首を呆然と見ていると、そのぷっくりした乳首を指先で突然弾かれた。
「ひゃっ」
「何、気持ち良かった?」
舌でコリコリ扱かれたり指先でカリカリされていた刺激とは違い、外気に触れた乳首を弾かれるというのはまた別の快感があったので、そのまま素直に頷く。
「うん、トイがしてくれるの、全部気持ちいい···」
「·····うぐっ」
すると何故かトイが突然ベッドに突っ伏した。
「えっ、ちょっとトイ!?」
「ヤメテ、俺死んじゃうから···」
「死ぬの!?」
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