序章{暴走セドリック}

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わたしは翼を羽ばたかせ 彼の腕の中に飛び込む… こんなに、震えて… わたし アンジェリア=シエリス 「8年もの間…暴走して 破壊衝動と戦って、疲れたでしょう? もう、良いのよ…もっと… 早く止めてあげられなくてごめんね…」 彼の首もとに抱きついたわたしは そのまま、そっと…彼の唇に自分の唇を重ねる。 91c58e44-6142-4db1-b4bb-2e7d9ce8c53f 暴走モード セドリック市師(いちさき) 「んむ…ちゅ…」 何度も、重なる唇に わたしはたまらなくなって 舌を絡められ始めた所で 浮いてたはずのわたし達の足が地面につき 目を開けると、元に戻ったセドリックがいた// ルナセーラ 「戻った…あの、暴走を… セドリックの暴走を濃厚な キスで止めたと言うのか… ああ…愛とはいいものだな…//」 サキュバスとインキュバスの 妖術師(ソーサラー)達に見られてたんだった…// 彼らは茂みから出てきた。 ソルシエ 「せ、セドリック… その子とはどういう関係なんだ?」 元に戻った彼が、わたしを その大きな背中に隠す。 440172d9-b170-4fb7-8fa2-afb36c86be6b セドリック市師(いちさき) (人姿ver) 「彼女は、私の幼馴染み。 共に堕天し…Lv1の時から共にいる… 彼女は私の女神…手出しでもしてみろ 容赦なく、斬る!」 そう…クリムゾンデススパイダー狩りに はまってるから また、離れてしまうかもしれないけど… ソルシエ 「な、なあ… セドリック…その子と一緒に 俺達の妖術師(ソーサラー)ギルドに入らないか? 俺の隣のデカパイは そこのギルドマスターなんだ。」 なんか、勧誘され始めたんだけど…
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