第3話「NOAH」

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リック「マフィアの存在が表向きには知られていない理由もまたフーヴァーの圧力によるもので彼は大統領に虚偽の報告をしています」 リック「その為スコットに表立って手を出せば…マフィアが何らかのアクションをしてくる可能性は充分に有り得ます。」 リック「次に3ページ目を開いて下さい」 リック「その写真に映っているスコットの隣にいる女性はステファニー・ルーシー・バレンという女性でつい最近(NOAH)に入会した女性です」 リック「ステファニーは我々が身を守る…エリックの前妻で…NOAHに入会した理由はエリックとマイケルへの復讐の為だと推察されます。」 リック「黒人のマイケルに夫を寝盗られたステファニーは反同性愛の思想を掲げてNOAHに入会し現在彼女を軸としてスコットが民衆を煽り…大騒動となっております」 リック「これをせき止める為にはステファニーの説得が必須であり…その為には元夫であるエリックの手助けは必ず必要になるでしょう」 リック「但しマフィアが絡むかもしれない案件の為…エリックとマイケルを守る為に専属のボディーガードが必要になると予想されます。」 リック「次に4ページ目を開いて下さい。」 リック「その写真に映っている男性はマイケルの友人であるウォルナット・ブラウンという黒人男性で…つい最近大怪我をして入院しています」 リック「目撃情報などを中心に調査した結果ウォルナットを轢いた車は白の乗用車と見られていますが車種は不明で…現在それらしい車は見付かっておりません。」 リック「ただ現場近辺に住む老婆の話しによると数日程前から背の高い見慣れない白人男性がウォルナットの事を聞いてまわっていたという情報もあり…彼が何らかの事件に巻き込まれている可能性は否定できません」 リック「また…ウォルナットは最近勤めているゴミ処理上で上司と揉め事になり解雇されています」 リック「関連は不明ですが…彼が務めていたゴミ処理上の会社名も(NOAH)で…近辺を通りかかった事のある住人によると…人が焼け焦げた様な臭いがしたとの情報も寄せられています」 エリック「次に5ページ目を開いて下さい」 エリック「これはスコットの友人の…」
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