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高嶺は、ロミオにイラついていた。あの夜からロミオから電話もメールもない。 捜査一課では、毎日のようにロミオは最前線で戦っていた。 高嶺は、父親に頼んでロミオを交番勤務に戻すように言ったがロミオは今や捜査一課の大黒柱になっていた。 いくら娘のワガママでも聞けなかった。 ロミオは、失望していた事件を解決する度にジュリアにはたどり着かなかった。 ロミオにはジュリアを監禁していると言った内容の匿名電話がかかって来ていた。 高嶺は、限界を越えて殺し屋にロミオを暗殺するように頼んだ。 しかし、ロミオは簡単に殺し屋を返り討ちにして、高嶺と父親を警察庁から追い出した。
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