硝子の城の大魔王

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* 「では、ライアン…頑張るのだぞ!」 「はいっ!」 「ここから先は、恐ろしい魔物たちのはびこる、ちょーーーー危険な森だ。 気を引き締めて行くのだぞ!」 「大丈夫です! 僕に任せておいて下さい!」 「頼もしい言葉じゃ。 では、行け…勇者・ライアンよ!」 「ガーーハッハッハッハッハ!」 勇者・ライアンは怖れを知らない。 どれほど恐ろしい魔物が行く手を阻もうとも、この先の魔王との戦いがどれほど苦しいものであろうとも、勇者・ライアンはそんなことは恐れない。 だからこそ、彼は「勇者」なのだ。
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