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「では、ライアン…頑張るのだぞ!」
「はいっ!」
「ここから先は、恐ろしい魔物たちのはびこる、ちょーーーー危険な森だ。
気を引き締めて行くのだぞ!」
「大丈夫です!
僕に任せておいて下さい!」
「頼もしい言葉じゃ。
では、行け…勇者・ライアンよ!」
「ガーーハッハッハッハッハ!」
勇者・ライアンは怖れを知らない。
どれほど恐ろしい魔物が行く手を阻もうとも、この先の魔王との戦いがどれほど苦しいものであろうとも、勇者・ライアンはそんなことは恐れない。
だからこそ、彼は「勇者」なのだ。
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