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と、老女は励ましてくれる。 ……それに何で僕は子供になったんだ?それも解らない。僕はこの時代で生きていくんだろうか?…… 僕は知らぬ間に、涙をこぼしていた。 「泣くのはおやめ。坊や。お爺さんが面白い話をしてあげるから、 昔、ある所に赤鬼、青鬼が住んでいる村があったんじゃ。 その村を訪れると、みんな赤鬼、青鬼に喰われてしまんじゃ。 だから、みんなその島には寄りつかないじゃ。 怖いからな。」 ( ̄ー ̄ )「どこが面白いの?」と、お爺さんに聞いてみた。 「面白くないかい?。赤鬼と青鬼に喰われてしまんじゃ。 面白いじゃろう」 「面白く無いよ!そんな事」 と、言って僕は雑炊を再び食べ出した。
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