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「お、俺が許しません、お嬢様を守るのが俺の役目ですから」
「わかった」
わかった、と返事するとあからさまにホッとした表情になるアルに、心の中で謝罪する。
「じゃあ、アルの体が許してるから同意ってことだね」
「···え?」
ポカンとしたあとぎょっとしたアルを無視してミアの下半身に手をやると、既に潤っていることに気付きつい笑う。
「私の体も待ってるみたい」
「俺の心は待ってませんけど!?」
「でも、アルの心が求めてくれたから濡れてるんだよね?」
そう伝えると、わかりやすく言葉に詰まるアルが愛おしくて仕方ない。
「さっき好きって言ってくれて嬉しかった、一緒に幸せになろ···?」
指をくちゅんと潤ったソコに挿れる。
しばらく指を動かしていると、堪えていたアルが浅く呼吸を吐き出して。
「ここにコレ、挿れるんだよね···」
「ーーッ、待っ、待ってください!もっとしっかり慣らさないと痛いのはお嬢様ですっ」
「引っ掛かるってこと···?」
「え、あ?あ、いや、今痛みを感じるのは俺か、あ、それならまぁ···って、ダメですダメです、何しれっとヤろうとしてるんですかぁっ!?」
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