さよならと幸せ。

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1話「すべてのはじまり」 友A「ねーねぇ、知ってる?友達から聞いた話なんだけど、 運がよかったら、亡くなったときに最後に一日だけ現世に戻って知人を幸せにさせられるんだって、でもね、その中で会えるのは、自分が死んだことをまだ知らない人だけなんだってさ、」 (あかり)「そうなんだ。すごいね、」 友A「本当に凄いって思ってる?」 星「思ってるよ。」 この時は全然興味が沸かなかった、だって自分の事だとは知らなかったから。 星「はぁ、私なんかがアイドルできるのかな、、、」 私は、そう。アイドルを目指してる普通の高校生。 って言ったものの、アイドルなんてできるのか心配、 ダンスはまぁまぁ、歌もまぁまぁ。 私には何の取り柄もない。、、、あっ、、、1つだけ、 スタッフ1「それでは星さん主演、『君を幸せにするのなら。』の撮影開始します。3、2、1、どうぞ(小声)」 ー1時間後 星「はぁ、取り柄がないとか思ってたけど、やっぱ演技は辞められないな〜」 奏愛(かなみ)「どうしたの星?」 星「っっえっ!!!!!居たの!?」 この子は同期で、同じアイドル科学校に通っていて、親友だ。 今日もドラマの撮影に来てくれたのだ。 奏愛「わぁ」 星「なんでもないよ!?」 奏愛「なんでもないならいいんだけどさ、    こっちも星の親友なんだから力になってあげたいの、!」 星「そっか、でもね、!本当になんでもないの!」 奏愛「そっか、無理しないでね、!」 星「奏愛こそ」 ー帰宅頃 車が何台も走り、人がたくさんいる大通り。 そこを曲がって人通りが少ないところへ ここで起きたのは数秒のことだった。 星「えっ、、、」 自分の体から赤いドロドロとした物が出、 痛いのか、痛くないのかわからない、 星の携帯の着信音「プルプル」 星「電話・・・出ないと、」 動こうとしても動かない。 痛みを感じて来たのは、この瞬間。 星「痛っ、、、」 今の状況は、、、 ?「桜居星さん。さようなら、あの世へいってらっしゃい。」 星「ま、、って、、、、、、、、、」 次第に意識がなくなり、私の人生はここで断つ。と思ったら、、、
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