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その後は、「当時はこんなのやったね」なんて言いながら、恭司さんと自由にセッションしていた。しまいには、とうとう足を組んで弾き、その足のエロさたるや(こら)。
一度幕となったが、ここでお客さんのアンコールが入る。手拍子が止まなかったのだ。
はけたお二人は、すぐには戻ってこなかった。お二人にとっても想定外なことだったのだろう。暫くして、お二人は舞台に駆けこんできた。この走る様も、なんともはや……。
佐野さん「なんだよ、朗読のアンコールって(笑)」
それから、お二人でセッション。もう客席なんか見えていない。ただ二人が、楽しそうにギターを掻き鳴らして、無垢に笑っているのだ。
最後には客席に手を振ってくれるなど、大変愛らしく。ライブハウスならではの距離感が堪らなかった。
恭司さん「今日やったCDとかね、Tシャツとか……買ってくださったらサインとかしますんで、宜しくお願いします」
(来たぜ……!!!)
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